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はじめてのテディベア作り ーモヘアを知ろう!

モヘアの歴史

アンゴラ山羊という山羊がおりまして。

このようにメケメケのモコモコのクルクルなのでありますが
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この山羊さんの毛から作られた織物をモヘアと呼ぶのであります。
モヘアは、柔らかく、美しい光沢があり、染色性が高く(きれいに染まるのです)、耐摩耗性に優れていて、世界的にはその上質さが広く知られている毛織物です。

その歴史は古代にまでさかのぼることができ、モヘアの発祥地はチベット僧院の聖地、チベットの山々と言われています。
さらに紀元前11、12世紀~14世紀頃トルキスタン周辺に栄えたシュメール文明の遺跡からは、アンゴラ山羊の存在と、キッドウールとホワイトウールを衣料に用いたと楔形文字で記した粘土板が出土しているそうです。
さらにさらに、モヘアの美しさ、強さから、聖書の賢者のローブにも使われたとも言います。
 
↓こんな感じ?
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アンゴラ山羊の名前は、今日では首都「アンカラ」の名で知られるトルコのアンゴラに由来しているといいます。"モヘア"(Mohair)は、古代アラビア語"ムハヤ"(Mukhaya)、"明るい山羊の毛の服"を語源としているそうです。
 
13世紀頃、チンギス・ハンの軍がトルキスタンから山羊をつれて以来、アンゴラ山羊はトルコの気候風土にうまく適応して飼育することができ、モヘア産業はトルコの主力産業として長い間君臨してきました。
世界中でアンゴラ山羊の価値が高まるにつれアンゴラ山羊需要は高まりましたが、その繁殖の難しさからアンゴラ山羊が定着できたのはテキサス、ニュージーランド、少し遅れて南アフリカ。これが近代のアンゴラ山羊種の繁殖ベースとなっています。そして畜産に成功したのは、オーストラリア、英国の一部地方です。

アンゴラ山羊は湿気に弱いのだそうです。ジメジメした気候の土地では暮らせないのだそうです。メケメケのモコモコのクルクルだから、それも無理もないように思います。
そんなわけで現在も産出国は限られており、その上質さと希少性からモヘアは大変高価で、高級天然繊維として知られるシルクの7倍もするのであります。

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